外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

私のオススメ英語勉強法①海外ドラマを字幕なしで見られるようになる為に

英語学習していて、映画や海外ドラマがなかなか聞き取れず苦労してませんか?内容が分からなくても聞き流していればだんだん分かるようになる、とよく言われますが、本当なのかな?と思います。確かに英語ニュースなどはキャスターがはっきり喋ってくれるから、聞き流していてもだんだん意味のある音として入ってきますが、海外ドラマや映画はなかなかそうはいかないですよね。音を省略したり、スラングのオンパレードだったりする上に、会話のスピードが早いので、ついていくのは至難の業。

 

どうすれば海外ドラマを字幕なしで見られるようになるのでしょうか?

 

私はベルリッツの先生に勧められた方法で勉強しました。

好きなドラマの好きなシーンを切り取って、日本語字幕で見た後、

 

1. 字幕なしで見る。

2. 英語字幕で見る。

3. スクリプトをウェブなどで入手して、英語のセリフを言ってみる(できれば空で言えるくらいまで繰り返す)。

4. もう一度字幕なしで見る。

 

そのシーンが字幕なしで見られて、セリフも浮かんでくるようになったら、次のシーンに移る。

 

これをやることで、実際に早いスピードの会話の中で、どの音が繋げられて発音され、どの音が省略されて聞き取れないのか分かる。それを実際に自分が発音して再現してみることで、次に同じような発音に出会った時に聞き取れるようになります(他のドラマの他のシーンでも)。

 

骨の折れる作業です。でも、語学学習には反復練習が不可欠だと思います。反復練習は語学に限らず、スポーツでも同じだと思います。スポーツも体が覚えるまで素振りや基礎練習を繰り返しますよね。英語もこれくらいやらないと、日本にいながら字幕なしで見られるようにはなかなかならないのが現実です。ぼーっと聞き流すだけで英語が聞き取れるようになるほど簡単なら、今頃誰でも字幕なしで映画見られるようになってるはず。

 

私はGleeやGood Wifeの好きなシーンや、Steve Jobsのスピーチを繰り返し聞いて、Steve Jobsスタンフォードスピーチはある程度は暗唱できるようになりました。

 

一つの教材(ここではドラマのワンシーンなど)を繰り返してやることで、血となり肉となり、身についていきます。もちろん、一つの教材、同じことばっかりやっても飽きるので、飽きないように色々手を出すのはありだと思います。でも、とにかく反復練習をすること。これが今まで自分が英語を勉強してきた中で一番役に立ったと思ってます。

 

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TOEIC満点を目指すことに意味があるのか?

たまに満点を目指して年に何度も何度も受験している人がいる。満点を目標にするのはそれはそれでいいと思う。だけど私自身は満点に拘ることには、あまり意味がないと思っている。
 
その理由は、
 
1. 990点取れる人が帰国子女やネイティブレベルの英語力と同等かというとそうでは無いから。
 
私の周りの帰国子女は大体2回目の受験で900点を超えていた。1回目はナメてかかって勉強せずに受けて800点いくかいかないかぐらい。現実を知って勉強して、2度目の受験で900を超える。3度目の受験で970以上に到達する人が多い。
 
そんな帰国子女たちの英語力と比べて、990点の人やベストスコア975の私の英語力が勝っているかと言うと間違いなく帰国子女の英語力の方が総合的に判断すると上だ。
 
ネイティブですら、TOEICを受験すると大体950から980点位だという風に言われている。ネイティブでも満点はなかなか取れないのだ。私の昔の英会話の先生曰く、理由はネイティブでもひっかけ問題に引っかかったり、集中力が続かなかったりするから。
 
2. TOEICの点はあくまで目安であって、990点とれる人が実践で使えるとは限らないから。
 
現に求人の募集要項でTOEIC 900点以上と言う記載は見かけるが、950点以上や990点、と言う記載を見たことがない。どこの企業もTOEICは目安として900点くらいあれば上級者レベルと捉えているのだ。
 
企業も、TOEICの点が高い人がスピーキングができるかというとそうではないし、実践ですぐ英語が使えるかというとそうでもないことを分かっている。実際、TOEICの点が高い人でも、英語のメール一本まともに書けなかったりする。本当に英語が必要な職場なら、面接で必ず英語インタビューが入ってくる。TOEICの点が良くても、実践で英語が使えないことが露呈すると、そこでふるい落とされる。
 
私も今TOEICを受けたら800点台くらいだと思うが、実は975点の時よりも今の方が総合的な英語力は高いと思う。TOEICTOEICという試験のための受験テクニックが必要なので、その試験のために勉強しないと高いスコアは出ない。でも、その受験テクニックはあくまで受験のためのもの。
 
TOEICの勉強ってそもそもインプットだけであって、アウトプットの練習にはならない。英語は習うより慣れろで、いくらどんな教材を使って勉強しても、実際に使わない限り実践では全く歯が立たない。
 
TOEICは無駄では無いが、それだけでもだめだ。
 
私は人生で4回TOEICを受験しているが、最後は950点を目標にして受けて、975点を取って卒業した。以来、もう何年も受けてない。
 
満点に拘らず、ある程度のレベルに行ったら卒業すると言う選択肢を取るのもありだと思う。何よりTOEICの勉強や英語自体が嫌いになってしまう方がリスキーだ。ほどほどのところで次のステージに移ったほうがいいと私は思っている。

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外資の人の夏休み

外資の人って2週間とか3週間とか長い休みが取れるんでしょ?ってよく聞かれる。
 
実際のところは、みんなそんなに長く休まない。大体長くて10日だと思う。2週間も3週間も平気で休むとしたら、出世コースから外れるのを覚悟の上だと思う。私も2週間を超えて休むのは気が引ける。結局休み中も時々会社スマホをチェックして、顧客にだけは迷惑が掛からないようにすると思う。
 
長く休むのは外人だけだ。彼らは普通に2週間ぐらい平気で休む。
 
ただ、2週間や3週間一気に休まないが、私たちは有休消化率はかなり高い。私が今まで勤めてきた会社では、だいたい皆7-8割超えだ。
 
さて、世間は昨日までお盆休みだったが、外資は基本的にお盆休みがない。私もお盆関係なく出張が2件あった。世間が休みモードな時にスーツで新幹線乗るのは嫌なものだなーと思った。しかも今回は台風も重なって、14日なんて、皆が前倒しでUターンしようとしてたから、新幹線が激混みだった。
 
外資の人たちがいつ夏休みを取るのかというと、私たちは交代で休みを取っている。来週から10日間ほど休んでアメリカに行く人、9月に1週間休んで帰省する人…私は10月にヨーロッパに行こうかと思っている。航空券も安いし空いてるから旅行するにはちょうどいい。

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ちょうど先ほど海外の同僚にメールしたら、夏休み中の人からオートリプライが返ってきた。

I'm out of office with minimal access to emails until Aug 31st. Hence, please expect a delay in response from me. During my absence, please reach out to XXX or YYY for any matters related to ZZZ operations or escalation.

 
You can always call us at the below numbers for any assistance.

XXX-XXXX-XXXX.

Henceって、自分はあんまり使わないけど、当社の外人はよく使う。Therefore, thus, soに加えて私も使ってみようかなーと思ったのでした。

 

1時間の面接では大して何も分からない(面接官の本音を聞いてみた)

最近、今まで勤めてきた会社の上司と会う機会があると、「面接する時、何を見てますか?採用する決め手は何ですか?」と聞くようにしている。彼ら彼女らは、採用側として何年、何十年も面接官を務めてきた人たちだ。

 

すると、「1時間の面接では正直大して何もわからない」と口をそろえて言う。それでも最後は何で決めるかというと、最終的には「インスピレーション」だったり、「自分と馬が合うかどうか」(要は一緒に仕事しやすそうか?)という意見が多い。何年も面接官を務めてきた人たちが「結局は直感だ」と、そういうのだ。それでも採用してみたら直感が外れていた、なんてこともある、と。


たしかに自分が採用する時も、何だかこの子は素直じゃなさそう、と思ったら採用しない。いちいち自分に歯向かってくる子よりは素直で一緒に仕事しやすそうな子がいい。

 

でも、いくら面接の想定問答集を用意していっても、決め手はインスピレーションなんだよな。一体どうやって対策するのやら、とも思ってしまう。インスピレーションと言っても、具体的に会話の中でどうやって判断してるのですか?と掘り下げて聞き、1つ例を挙げてもらった。例えば、こんな感じらしい。

 

面接官:当社でどんなことがやりたいですか?(※1)

応募者:XXXです。

面接官:それは何故?(※2)

応募者:●●●だからです。

面接官:なるほど。うちで必ずしもXXXがやれるとは限らないけど、やれなかった時はどうしますか?

応募者:△△△(※3)

 

※1. さて、ここで見ているのは本人が自らこういうことをやりたい、という意思があり、それがこの会社でこそ出来るということを理解していること。且つ、それを自分で意思表示できること。やりたいことの方向性がその会社で出来ることから外れているのは論外だが、何がやりたいかも分かってないような人では、「この人大丈夫?」と思われる。やりたいことなんて分からない?→でも表向きだけでもきちんと説明できるように準備してないといけない。

 

※2. 自分はこうしたい、と言う時に何故そう思うのかを論理的に説明できる人か?を見ている。説明の仕方が論理的でないと、「論理的には説明出来ないようでは入社しても厳しいな。それ以上に、感情論で来る人かもな、うーん」と思ってしまうようだ。

 

※3. 必ずしも希望が通るとは限らないのが会社組織。そんな中で、どうやって企業側のニーズと自分の希望とを寄せていけるか?柔軟性はあるか?を見ている。やりたいことを聞いておきながら意地悪だが、「やりたいXXという仕事ではできなくても、☆☆の仕事は今までの自分の経験が活かせるので、そちらの分野を掘り下げるなど、柔軟に対応可能です」、とか答えておけば良いのだろう。この回答に正解はないのだが、会社組織に属するということがどういうことか分かってないような人はご勘弁、と思うようだ。

 

こうやって文字に起こすと、単にインスピレーションだけじゃないじゃん?と思う。が、瞬時に「論理的じゃなさそう」「素直じゃなさそう」だから、何か自分と合わない気がするなーと判断しているわけだ。


この人とはウマが合わないな、と思われてしまってそれでお見送りなのは悲しいが、そんな会社入社したところで、きっとお互い不幸になってたはずだ。ありのままの自分(多少は盛ってもいいが)でいけば良くて、それでお互いウマが合うなと思った会社に入るのが自分も納得出来るのだと思う。

 

そして、採用する側だけでなく、採用される側もインスピレーションはとても重要で、自分の直感が何かここの会社は違うよ!と伝えてきたら、それは信じた方がいい。6回転職した私が言うのだから間違いない。はい、私は自分の直感に背いて、それで一度失敗しています。

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私が日系企業を2年で辞めた訳

今まで私は日系企業2社勤めたことがある。1社は特に超ドメスティックで、外資の文化に慣れてる私にはあまりにカルチャーショックが酷すぎて、2年が限界だった。

 

私にとっては、そこは自由のない刑務所のようだった。

 

1.まずフレックスタイムではなく、細かく時間に縛られ、細かく管理された。

・朝は8:45にチャイムが鳴り、朝礼が始まる。朝礼では日替わりで誰かがスピーチさせられる。派遣さんまでやらされてて可哀そうだった。

・全体朝礼の後はチーム毎の朝礼で今日何やるか一人ずつ発表。

・昼は45分。しかも外資みたいにいつ行っても良いとかではなく、12時からきっちり45分間。開始終了時はご丁寧にチャイムが鳴る。

・昼休みが終わると今度は昼礼。午前中の進捗状況を再度チームで発表させられる。

 

2.オフィスの自席でお菓子を食べてはいけない、携帯を見てもいけない。

 

3.部長が気に入らないと、フロア中に響き渡るような声で叱責される。

 

4.ゴミ出し当番があり、当番になると各デスクを回ってゴミを纏め、収集場所までもっていく。

 

5.前にも書いたがドレスコードが異常に厳しい。ノースリーブはもちろん、丈の短めのパンツも禁止

 

6.飲み会はほぼ強制参加で、行けば鍋料理でも女性が鍋奉行をさせられる。(鍋奉行ってその名の通り、ホントは男の仕事なんですけど。。。)

 

7.年末の大掃除で、社員が蛍光灯や窓も拭き掃除。

 

8.もちろんパーテーションなし

 

私は初日で辞めたいと思ったが、何とか耐えた。でも、もう我慢の限界が来て、こんな収容所みたいなところに、いてられるかー!!!とリーマンショックの最中に辞表を出した。何をやっても自由な外資系からくると、日系企業はプリズン以外の何物でもない。私は2年で脱獄を果たし、晴れて自由の身となった。

 

その後、就活は大変だったが、人生何とかなるもんだ。


全ての日系企業がこんな感じではないと思うが、私がいたのはCMもやってて、家電量販店に行けば必ず置いてあるブランドの会社。CMの爽やかなイメージは、消費者向けのイメージなので、実際働く際には何の参考にもならないことを学んだ。


さて、世間はお盆休みだが、当社は外資系なのでお盆休みはない。お盆でも外資のお客さんはもちろん、日系でも休みじゃない会社もあるので、通常営業だ。

 

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芸能人と遭遇した時、どうする?

先日、大阪のとあるバー(ラウンジに近い)で、超大物女性タレントDに遭遇した。Dと言ってる時点で大ヒントなんですけど、高齢とは思えない美しさ。7センチくらいのヒール履いちゃうところも素敵(私その時スニーカー笑)。私はあまり芸能人には興味が無いのだが、このくらい大物になるとさすがに気分がアガる。

 

私たちはカウンターに座ってたのだが、Dのグループはボックス席へ。さすがに後ろ振りむきまくってじろじろ見るのも失礼なので、チラ見するだけにとどめた。友人と、「写真一緒に撮ってもらいたいよね」「どうする?」と話してたのだが、結局私たちは写真もお願いしなかった。

 

プライベートで楽しんでいる時間を邪魔したくないと思ったからだ。生で見ることが出来ただけで幸せと思うことにした。

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東京にいると、芸能人の遭遇率は上がる。今までにもピーコ、竹野内豊遠藤憲一高橋克典など、いろいろ見かけてきた。

 

芸能人でも人によっては写真一緒に撮るとか、握手してもらうとか、全然ありなんだと思う。実際、遠藤憲一とは、昔まだ今ほど売れてないとき、居合わせたバーで一緒に写真撮ってもらって一緒に飲んだ。ご機嫌そうだったし、他のお客さんとも和気あいあいとしゃべってたから、お願いしても大丈夫だろうと思ったし。その時私は遠藤憲一なんて知らなかったから、「誰あの人?」と思ってたのだが・・・

 

その時の場の雰囲気や状況に合わせてお願いする分にはいいのだと思う。但し、その人が誰かとデートしてる時はNG。隠し撮りもNG。隠し撮りした写真をSNSに載せるなんてもっとだめ。マナーを守って、大騒ぎせずにこそっと近寄って行ってこそっと握手するくらいなら。

 

皆さんは街中や店で芸能人と遭遇したら、どうしますか?

外資に向いてる人 補足編〜意見する時は言い方に気をつけよ〜

昨日、外資に向いてる人について書いた。外資には自分の意見をハッキリ言うことができる人が多いと書いた。でも「ハッキリ意見を言う」といっても、それは上下関係無視してズバッと反対意見を述べて良いという意味ではない。

 

上に意見する時は相手を選び、言葉を選んで言うべきです。「差し出がましいようですが」などの枕詞を付けるとか、相手の意見を認めつつも反論を展開するとか、控え目に意見を述べる方がベター。

 

これは何も日本人に限らず外人相手にも当てはまる。外人だって、意見はばんばん言うけど、歯に絹を着せない言い方はあんまりしない。いきなり「それは違うと思います!!!」なんて言う人は見かけない。いたとしたら、嫌われたいのかな?とか、この会社辞めるつもりなのかな?と思う。人の意見を真っ向から否定するのではなく、相手の意見に一定程度agree、同意を示しながらも、butこう思う、と持って行くことが多い。

 

ましてや、大勢の人が参加する会議で上席に恥をかかせるようなことをしたら、逆襲されたり、その会社で成功するのに遠回りする羽目に。

 

私は結構強気に出ることも多い。だけどそれは、自分に味方がいることを確信出来ている時。かつ、その上司に飛ばされても他の部が引き取ってくれるような根回しがある程度完了している時、または他に転職先があると分かってる時。私は基本的に、10人中9人がおかしいと思うようなこと、組織にとってマイナスにしかならないようなことをやってる(言ってる)相手には、パンチを食らわさないと気が済まないのだ。

 

だいたいこういう人間は外資より日系に多いので、外資でこういうことをあんまりやったことはないのだが…

 

話が逸れましたが、結論としては、外資でも意見を言う時は言う相手や言い方、タイミングに気をつけて言った方が良いということです。

 

 

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外資に向いてる人~外資で働く人の共通点~

今まで外資何社かで働いてきて、外資で働く人の共通点が幾つかあるなと思う。

 

1.自分の意見をはっきり言える

 

英語で言うと"assertive"な人。日本人の美徳である「謙虚さ」の殻を破らないと外資では生きていけないと思う。「察して」の文化は通用しない。会議で何も発言しないのでは、「いる意味ない人」と見られてしまう。上司が外人の場合、積極的に自己主張していかないと評価もしてもらえない。本国に対しても日本側の意見をちゃんと伝えないと、日本の実情に合わない提案を飲まされるので、マネージャークラス以上はそういう意味でもちゃんと主張出来る事が重要。

 

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2.自立して、能動的に動ける

 

前にも書いたが、引き継ぎなしで手探りでやっていくことが多いので、自ら動けない人は厳しい。指示を待ってても誰も何も指示してくれないし、先回りしてどんどん自分で推進していく力が必要。よく外資の求人案件で募集要項に"proactive"に動ける人、というようなことが書いてあるが、まさにこういうことだ。

 

指示されたことしかしないメンバーのことを、前職のシニアマネージャーがこう呼んでいたのを覚えてる。「言われたことしかやらない、気の利かない人たち」と。外資では遠慮せず、自分から動く人がいかに評価されるかよく分かる。

 

1とも共通するが、外資では、やりたいことがあったら、積極的に自分から手を挙げていく人が多いように思う。

 

 

 

3.やっぱり英語が出来る

 

職種次第だが(※)、英語が出来る人の方が有利だと思う。せめてメールぐらいは英語で書けるレベルにないと管理業務などの内勤職は難しい。出来ないにしても、英語が大嫌いな人は難しいし、そういう人が採用されることは少ないと思う。日本は英語が喋れる人がまだまだ少ないので、英語が喋れるだけで市場価値が上がる(=給料も上がる)ので、英語はやはりチャレンジしておいて損はないと思う。

 

※以前、どんな職種で英語が必要か書いたので、ご興味があれば。

https://gaishi-brilliant-future.hatenablog.com/entry/2019/06/11/120541

 

 

 

??私は好きじゃない、その妙ちくりんな敬語

外資にいると、日本語が多少おかしくても許してもらえるようなイメージがある。実際、職場によっては帰国子女も多いし、日本語より英語が得意な人もいる。が、お客さんに送るメールは当然シビア。だけど時々、何だよその敬語は!(笑)(怒)と言いたくなるような敬語を時々見かける。

 

1.メールを連続して送る時、「連投すみません」

→!? ブログや書き込みの連投か! 「立て続けにすみません」じゃないの?


2.「お世話になります」

→??? お客さんに向かって言ってるのを結構よく見かけるけど、絶対おかしい。それも、継続した取引をしてるお客さんに向かって使うのはダメ!自分がこれからお世話になるときだけだ、使っていいのは。私も逆に客側の立場の時に「お世話になります」と言われると、「何で私がお前の世話をしてやらないといけないんだよ!」と思う。素直に「お世話になっております」と言っておくべき。

 

3.「了解です」「了解いたしました」

→最近は、「了解いたしました」は失礼ではない、と言われてるけど、「承知いたしました」を使っておくのが無難だと思うのですが・・・相手によっては「了解です」なんて言われるとムッと思う。

 

他は、上の3つほどは気にならないけど、年配の人は気にすると思う。

 

4.目上の人に対して、「参考になります」

→勉強になります、と言っておいた方が無難らしい。

 

5.セミナーで、「こちら、本日の資料になります」、レストランで、「こちら、コーヒーになります」→もう、色んなところで突っ込まれてると思うけど、今から資料やコーヒーに変身するんかいな?と突っ込みたくなる。

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気を付けないといけない敬語シリーズは他のサイトにいっぱい載ってる。

https://business-textbooks.com/honorific70/

 

実は私も前まで知らなかったのだが、「宜しくお願い致します」は正しくない「宜しくお願いいたします」が正解だ。理由はこうだ。「致します」は動詞の用法になり、“そのことが元で、よくない結果を引き起こす”という意味が含まれます。

引用元https://careercarver.jp/contents/common/0001_business/

 

 ・・・見ていると、「お名前を頂戴してよろしいでしょうか?」はやったことあるかも。そうだった、正しくは「お名前を伺ってよろしいでしょうか」だったな・・・ 

https://oggi.jp/190776

 

敬語ってそこまで厳しく考えなくても、相手に敬意が伝わればいいとは思う。でも、あまり変だと恥ずかしいし、正しく使えると、それだけで一目置かれるとも思う。

外資の人はみんなルー大柴風?

外資の人は、ルー大柴ばりに(ルー大柴自体もはや古い?!)、普通に会話の中で横文字を使いまくる。例えば、

 

1.これからプロスペクトをビジットしてきます。 

2.ASAPでお願いします。 

3.先月このチームにジョインしました。 

4.ショートノーティスですみませんね。 

5.レポートは既にセンドアウトしました。 

6.このミニッツ、ここをモディファイし終わったらファイナライズ(またはFix)して。

 

1.プロスペクトは見込み客。ビジットっていちいち英語じゃないくてもいいのかも。でも今更「見込み客を訪問してきます」と言うと逆に変な感じがする私。。

2.(大)至急お願いします!も普通に言うけど、外資の人たちよくASAPって言うなぁ。

3.私はあんまり使わないけど、外資の皆さんよく使う。〇〇にジョインしましたって、入社しました、とか配属されました、で良くない?と思う。

4.急にすみませんね、でいい気も。

5.これは私よく使う(笑)「送付」というより、「センドアウト」という言葉が先に頭に浮かぶ・・・

6.ミニッツはご存じと思いますが議事録。「修正し終わったら最終版にして」

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何もカッコつけて横文字使ってるんじゃないんです。普段会社で英語使うことが多いと、必然的に脳のスイッチが切り替わらないんです。それに、外国人従業員に分かりやすい日本語を話そうと思うと、「この日本語の表現では分からないだろうな」と思い、逆に横文字を織り交ぜて伝えた方がうまく伝わるからなんです。


でも、冷静に読み返すとキモいかも(笑)コンサル系とかだと、もっとルー大柴ぶりが激しいですね。「ファクトが、ファクトが」言うてますよね。コンセンサスだの、「それ、メイクセンスだよね」とか。

 

こんな時間にブログ更新して、仕事サボってるのかって?違います、今からプロスペクトをビジットしてきます!

暑い!

昨日私は外勤で2軒ほど顧客を訪問して来た。駅から5-10分歩く必要があったが、それだけで死ぬかと思った。

 

こんな中でオリンピックなんて大丈夫なのか?!と心配になった。

歩いただけでやばいのに、長距離走とか生命の危険を感じる。。。私が指導者なら、大事な選手をこんな環境でプレイさせたくないと思う。

 

暑いといえば、私のブログも暑苦しい(笑)らしい。昨日は大学時代の友人たちと飲んでたのだが、「熱く語ってるねぇ」と言われた。もうちょっと涼しくなる記事を書こうかな。

 

でもなー、昨日も暑くて死にそうなのに、顧客訪問した後に食べたのがコレ(ベトナム料理のフォー)。お昼、大久保の「ベトナムちゃん」というお店で食べた牛肉のフォーセット。この店、食べログでかなり高評価で前から気になってて、ついに来るチャンスが訪れた♪

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で、暑い中熱いものを食べて、体の熱が逃げなくて、私は軽い熱射病状態で飲み会に。暑い時、冷たいものを摂りすぎて胃腸が意外と冷えていることが多いので、私は熱いものを選ぶようにしてる。でも、今回ばかりは ミスチョイスだった。体は明らかに冷麺を欲していた(笑)。せっかく大久保に来たんだからさ、大人しく冷麺食べとけば良かったのに、この馬鹿者!


夜はもう、体が欲していたサラダばっかり食べて冷たいものばっかり飲んで、回復…

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…オリンピックの開催、時期ずらさないと、北京五輪の時みたいに暑くてマラソンを棄権する選手出てくるんじゃないのかな。(マラソン、開始が朝6時からになったらしいですね。終わるのは8:45だとか。。後日談)

  

なぜ私は6回も転職したのか?

なぜ私は転職するのか?実は、6回のうち殆どは、人間関係が良くないとか、在籍している会社や、やっている仕事が嫌で嫌で仕方ないからという理由で辞めているわけではない。実際、今いる会社より前の会社の方が安定してるし知名度も上、人も良かった。


ではなぜ?

「今いる職場ではこれ以上成長出来なさそうだ」「もっと英語を使ってグローバルに仕事がしたいけど、この会社では実現出来なさそうだ」とか「もっと稼ぎたいけど、今いる会社では限界があるな」と思うから。そんな時に、ヘッドハンターがいい案件をタイミングよく出してきたり、前の会社の上司などから「うちに来ない?」と誘いが来るのだ。それで、より良いポジションやより良いサラリー、もっとchallengingな仕事内容を提示されたら、このチャンスは掴むべし!と思うから。特に最近の転職はこのパターンだ。

 

転職しないで済むならしない方がよい、とも私は言った。

https://gaishi-brilliant-future.hatenablog.com/entry/2019/07/16/130317

 

そう、一つの会社にずっといて、成長し続けられるなら、やりたいことがやれるなら、自分が望むサラリーを得られるなら、転職なんてしない。出来ないからする。

 

「逃げの転職はするな」なんて言う人も多いが、私は逃げの転職もしたことがある。

超ドメスティックな日系企業が嫌すぎて、次も決まらぬまま、リーマンショックの最中に会社を飛び出した。その時はまだ20代だったし、「何とかなるでしょ」って軽い気持ちだったけど、全然何とかならず、自分のバカさを呪った。半年間転職活動をしたが、思うような仕事はなかった。やばい、貯金が底をつく・・・私はとりあえずアルバイトをし始めることになった。幸い、そこの会社で地道に頑張ってたら正社員にしてもらえることになったのだが。

 

やりたいことのために会社を辞めたこともある。最初の会社は3年ほど勤めて辞めた。理由は「人生のうちに一度は海外に住んでみたかったから」と「留学したかったから」。学生時代に留学したかったが、お金がなかったから出来なかった。なので、MRを3年間やってお金を貯め、アメリカに留学した。

 

転職。したければすればいい。しなくて済むならするなと思う。

私は、6回転職して、やりたいことをやってきたから、その部分で悔いはない。

 

私の前で仕事の愚痴を延々と言う人がたまにいるけど、私はいつも思う。「そんなに嫌なら転職するか、自分がえらくなって変えるしかないよ」と。会社なんていくらでもあるんだから、そこにしがみつく必要あるの?といつも思う。

 

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外資の在宅勤務制度事情〜プラレールが役に立つ?〜

最近在宅勤務(リモートワーク)を取り入れている会社が多くなってきた。

で、在宅ってぶっちゃけどうよ?みんな仕事に集中出来てる?ってのを何人かに聞いてみた。

 

在宅の回数制限は?

だいたい週1-2回のところが多いが、無制限(毎日でも可)ということころも増えてきているようだ。そういう会社はもうオフィスに自分の席がない(フリーアドレス)状態。

 

毎日在宅OKの会社の社員が実際に毎日在宅してるか?

「毎日在宅って人はあまりいない。僕は家だと集中出来ないから基本在宅はしない。僕の場合、飲み会の次の日とかサッカー、テニスを夜遅くまでテレビ観戦した次の日は在宅にしてる」→そういう会社の場合は、サッカーの試合の次の日に男性陣が会社に来ないらしい(笑)

 

集中出来てる?

上記の人もそうだけど、やっぱり集中できないって人結構多い。他にも「私は在宅、集中出来ないからやっても週1回。PC立ち上げて、洗濯機も同時に回し始める、みたいな。服も部屋着で化粧もしないと、なんか気合いが入らない。」だとか、「ペットが邪魔しに来るから集中出来ない」だそうだ。

 

在宅勤務状況の会社からのモニタリング

A社(製薬)では、業務開始時、昼休みの前後、終業時にメールするというルール。

B社(IT系)は何と、一定の時間マウスを動かしてなかったりすると、会社がそれを検知するというシステムだそう。その人曰く、あたかもマウスを常に動かして仕事してるかのように、マウスをプラレールに乗せてぐるぐる回してやろうかなー。だそうだ。

 

在宅勤務に関する問題・懸念は?

当然ながら、セキュリティも含めた在宅の環境を整えるのが大事、と皆さん口を揃えて言う。私は7-8時間座って仕事するのに耐えうる椅子も必要だと思う。他には、「一人暮らしだと、在宅すると誰とも喋らないこともあるから、孤独」「その場でホワイトボードとか紙に書いて見せながら話したい時不便」。管理職からすると、「メールがなかなか返ってこないと、仕事してるのかサボってるのか、何してるのか分からなくて不安」といった意見もあった。

 

東京五輪の時なんて、普通に通勤出来ないだろうし、在宅OKの会社が増えればいいな、と心から思う。

 

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無駄なことは一つもない

これは以前、私が希望しない業務(ルーチンワーク)に嫌気がさして愚痴をこぼした時、マネージャーから言われた一言。

 

「この仕事に何の意味があるんだろう」「何で私がこの仕事をやんなきゃいけないんだろう」とぼやきたくなることは会社員なら度々あるはず。でも、一見無駄に思える仕事も、後々どこかで必ず役に立つもの。これは間違いない。なので、バカバカしいと思っても腐らずに取り組むことも重要と思う。

 

そして、一見無駄に思える仕事でも腐らずにやってる姿、皆見ています。阪急電鉄の創設者の小林一三さんの名言のように、周りが次第に認めてくれるもんです。

「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」

 

ある本(「これからのマネジャーの教科書」グロービス経営大学院, 田久保 善彦 著)にも、こんなことが書いてあった。この本は各社で活躍するマネージャークラスの人たちをケーススタディのような形で取り上げている。下記は30歳で最年少の編集長になった人の新人時代のことについて、書かれた下り(この人ももちろん新人の頃は雑務をこなしていた)。

 

どんな仕事でもきちんと最良の仕事をしなさい、と父からのアドバイスを実践していた。

「コピーを取るにしても、きちんと見やすい方向に揃えて確認し、すばやく持ってくるのか、ただ単に持ってくるだけなのか、そんな単純な仕事でも大きな差がつくんだよ」とアドバイスされた。新人に任される仕事は雑用も多かったが、楽しくできたのはこの言葉のお陰だった。 

 

私も、今だって「しょうもない仕事やなぁ」と思うような仕事もあるけど、粛々とこなしています。

あ、但し、無駄な会議だけは話は別。当社は会議なんて殆どない。特に社内の定例会議なんて存在しない(あっても月に一度30分)。まぁ、それでも無駄な会議から見出すものも無きにしもあらずなのだが。

 

社会って理不尽なもの。でも、境遇に満足いかない状況でも、こんな仕事がやりたくてこの会社入ったわけじゃないのよ、と思っても、今やっていること、その経験、「無駄なことは何もない」。

 

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街中がジムだと思え~おデブMRへの先輩からの助言~  

これは、以前私がMRをやっていた時の先輩からのアドバイス。MRをやってると接待は多いわ、車で移動するから歩かないわで、5キロも太ってしまった。訪問先のクリニックの先生には「太るなんてだらしがない!スーツがパンパンではち切れそうじゃないか!」と怒られる始末。私はその先生のジョギングパートナーにさせられて、仕事上がりに一緒に走らされる羽目に(先生めちゃ早いから私はいつも置いてきぼりだった※)。で、そう、確かに太るとスーツを買い替えないといけないから、余分にお金もかかる。これはいかんと思い運動をし始めた。週に2-3日ジムに行き、外を走ったりしてたが、そのぶん食べるのでなかなか痩せなかった。

 

ある日、チーム会議のランチで私が「ジム行っても全然痩せない、皆さんどうやって体型維持してるんですか?」と聞くと、先輩が「普段の心がけだよ。金払ってジムなんか行かなくたっていい。街中をジムだと思え。」と。冴えない先輩だったけど、これだけは名言だと思う。

 

詳しい内容は忘れたけど、車を遠くに止めて歩道橋を渡って歩いたり、エスカレーターを使わずに階段を使ったり、ちょっとした心がけで全然違うんだぜ、ということを言いたかったのだと思う。他にも待ち時間はスクワットしたりお腹に力を入れて腹筋を鍛えるとか、そういうこと?!だと思う。確かにジムに行かなくても代替手段はいっぱいある。

 

あれから十数年、今はダイエットする必要はないのだが、運動不足にならないようにこの言葉を肝に銘じている。大江戸線乗り降りするときもエスカレーターは使わないし(これをやるとApple歩数計みたいなやつで、上がった階数20階とかすぐ行くんです!)、わざと遠回りしたり。

 

あの先輩はそろそろ還暦になるんじゃないかな。「街中がジム」を実践してるのかな?元気でいますように。

 

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※この先生、ボクシングのリングドクターだった。この人もネタまみれなので、そのうちブログでネタにしちゃおう。