外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

私が日系企業を2年で辞めた訳

今まで私は日系企業2社勤めたことがある。1社は特に超ドメスティックで、外資の文化に慣れてる私にはあまりにカルチャーショックが酷すぎて、2年が限界だった。

 

私にとっては、そこは自由のない刑務所のようだった。

 

1.まずフレックスタイムではなく、細かく時間に縛られ、細かく管理された。

・朝は8:45にチャイムが鳴り、朝礼が始まる。朝礼では日替わりで誰かがスピーチさせられる。派遣さんまでやらされてて可哀そうだった。

・全体朝礼の後はチーム毎の朝礼で今日何やるか一人ずつ発表。

・昼は45分。しかも外資みたいにいつ行っても良いとかではなく、12時からきっちり45分間。開始終了時はご丁寧にチャイムが鳴る。

・昼休みが終わると今度は昼礼。午前中の進捗状況を再度チームで発表させられる。

 

2.オフィスの自席でお菓子を食べてはいけない、携帯を見てもいけない。

 

3.部長が気に入らないと、フロア中に響き渡るような声で叱責される。

 

4.ゴミ出し当番があり、当番になると各デスクを回ってゴミを纏め、収集場所までもっていく。

 

5.前にも書いたがドレスコードが異常に厳しい。ノースリーブはもちろん、丈の短めのパンツも禁止

 

6.飲み会はほぼ強制参加で、行けば鍋料理でも女性が鍋奉行をさせられる。(鍋奉行ってその名の通り、ホントは男の仕事なんですけど。。。)

 

7.年末の大掃除で、社員が蛍光灯や窓も拭き掃除。

 

8.もちろんパーテーションなし

 

私は初日で辞めたいと思ったが、何とか耐えた。でも、もう我慢の限界が来て、こんな収容所みたいなところに、いてられるかー!!!とリーマンショックの最中に辞表を出した。何をやっても自由な外資系からくると、日系企業はプリズン以外の何物でもない。私は2年で脱獄を果たし、晴れて自由の身となった。

 

その後、就活は大変だったが、人生何とかなるもんだ。


全ての日系企業がこんな感じではないと思うが、私がいたのはCMもやってて、家電量販店に行けば必ず置いてあるブランドの会社。CMの爽やかなイメージは、消費者向けのイメージなので、実際働く際には何の参考にもならないことを学んだ。


さて、世間はお盆休みだが、当社は外資系なのでお盆休みはない。お盆でも外資のお客さんはもちろん、日系でも休みじゃない会社もあるので、通常営業だ。

 

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