街中がジムだと思え~おデブMRへの先輩からの助言~
これは、以前私がMRをやっていた時の先輩からのアドバイス。MRをやってると接待は多いわ、車で移動するから歩かないわで、5キロも太ってしまった。訪問先のクリニックの先生には「太るなんてだらしがない!スーツがパンパンではち切れそうじゃないか!」と怒られる始末。私はその先生のジョギングパートナーにさせられて、仕事上がりに一緒に走らされる羽目に(先生めちゃ早いから私はいつも置いてきぼりだった※)。で、そう、確かに太るとスーツを買い替えないといけないから、余分にお金もかかる。これはいかんと思い運動をし始めた。週に2-3日ジムに行き、外を走ったりしてたが、そのぶん食べるのでなかなか痩せなかった。
ある日、チーム会議のランチで私が「ジム行っても全然痩せない、皆さんどうやって体型維持してるんですか?」と聞くと、先輩が「普段の心がけだよ。金払ってジムなんか行かなくたっていい。街中をジムだと思え。」と。冴えない先輩だったけど、これだけは名言だと思う。
詳しい内容は忘れたけど、車を遠くに止めて歩道橋を渡って歩いたり、エスカレーターを使わずに階段を使ったり、ちょっとした心がけで全然違うんだぜ、ということを言いたかったのだと思う。他にも待ち時間はスクワットしたりお腹に力を入れて腹筋を鍛えるとか、そういうこと?!だと思う。確かにジムに行かなくても代替手段はいっぱいある。
あれから十数年、今はダイエットする必要はないのだが、運動不足にならないようにこの言葉を肝に銘じている。大江戸線乗り降りするときもエスカレーターは使わないし(これをやるとAppleの歩数計みたいなやつで、上がった階数20階とかすぐ行くんです!)、わざと遠回りしたり。
あの先輩はそろそろ還暦になるんじゃないかな。「街中がジム」を実践してるのかな?元気でいますように。
※この先生、ボクシングのリングドクターだった。この人もネタまみれなので、そのうちブログでネタにしちゃおう。