外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

外資に向いてる人 補足編〜意見する時は言い方に気をつけよ〜

昨日、外資に向いてる人について書いた。外資には自分の意見をハッキリ言うことができる人が多いと書いた。でも「ハッキリ意見を言う」といっても、それは上下関係無視してズバッと反対意見を述べて良いという意味ではない。

 

上に意見する時は相手を選び、言葉を選んで言うべきです。「差し出がましいようですが」などの枕詞を付けるとか、相手の意見を認めつつも反論を展開するとか、控え目に意見を述べる方がベター。

 

これは何も日本人に限らず外人相手にも当てはまる。外人だって、意見はばんばん言うけど、歯に絹を着せない言い方はあんまりしない。いきなり「それは違うと思います!!!」なんて言う人は見かけない。いたとしたら、嫌われたいのかな?とか、この会社辞めるつもりなのかな?と思う。人の意見を真っ向から否定するのではなく、相手の意見に一定程度agree、同意を示しながらも、butこう思う、と持って行くことが多い。

 

ましてや、大勢の人が参加する会議で上席に恥をかかせるようなことをしたら、逆襲されたり、その会社で成功するのに遠回りする羽目に。

 

私は結構強気に出ることも多い。だけどそれは、自分に味方がいることを確信出来ている時。かつ、その上司に飛ばされても他の部が引き取ってくれるような根回しがある程度完了している時、または他に転職先があると分かってる時。私は基本的に、10人中9人がおかしいと思うようなこと、組織にとってマイナスにしかならないようなことをやってる(言ってる)相手には、パンチを食らわさないと気が済まないのだ。

 

だいたいこういう人間は外資より日系に多いので、外資でこういうことをあんまりやったことはないのだが…

 

話が逸れましたが、結論としては、外資でも意見を言う時は言う相手や言い方、タイミングに気をつけて言った方が良いということです。

 

 

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