外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

なぜ私は6回も転職したのか?

なぜ私は転職するのか?実は、6回のうち殆どは、人間関係が良くないとか、在籍している会社や、やっている仕事が嫌で嫌で仕方ないからという理由で辞めているわけではない。実際、今いる会社より前の会社の方が安定してるし知名度も上、人も良かった。


ではなぜ?

「今いる職場ではこれ以上成長出来なさそうだ」「もっと英語を使ってグローバルに仕事がしたいけど、この会社では実現出来なさそうだ」とか「もっと稼ぎたいけど、今いる会社では限界があるな」と思うから。そんな時に、ヘッドハンターがいい案件をタイミングよく出してきたり、前の会社の上司などから「うちに来ない?」と誘いが来るのだ。それで、より良いポジションやより良いサラリー、もっとchallengingな仕事内容を提示されたら、このチャンスは掴むべし!と思うから。特に最近の転職はこのパターンだ。

 

転職しないで済むならしない方がよい、とも私は言った。

https://gaishi-brilliant-future.hatenablog.com/entry/2019/07/16/130317

 

そう、一つの会社にずっといて、成長し続けられるなら、やりたいことがやれるなら、自分が望むサラリーを得られるなら、転職なんてしない。出来ないからする。

 

「逃げの転職はするな」なんて言う人も多いが、私は逃げの転職もしたことがある。

超ドメスティックな日系企業が嫌すぎて、次も決まらぬまま、リーマンショックの最中に会社を飛び出した。その時はまだ20代だったし、「何とかなるでしょ」って軽い気持ちだったけど、全然何とかならず、自分のバカさを呪った。半年間転職活動をしたが、思うような仕事はなかった。やばい、貯金が底をつく・・・私はとりあえずアルバイトをし始めることになった。幸い、そこの会社で地道に頑張ってたら正社員にしてもらえることになったのだが。

 

やりたいことのために会社を辞めたこともある。最初の会社は3年ほど勤めて辞めた。理由は「人生のうちに一度は海外に住んでみたかったから」と「留学したかったから」。学生時代に留学したかったが、お金がなかったから出来なかった。なので、MRを3年間やってお金を貯め、アメリカに留学した。

 

転職。したければすればいい。しなくて済むならするなと思う。

私は、6回転職して、やりたいことをやってきたから、その部分で悔いはない。

 

私の前で仕事の愚痴を延々と言う人がたまにいるけど、私はいつも思う。「そんなに嫌なら転職するか、自分がえらくなって変えるしかないよ」と。会社なんていくらでもあるんだから、そこにしがみつく必要あるの?といつも思う。

 

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