外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

外資の平均勤続年数って?

大手日系企業の勤続年数は15年以上と長いらしいです(※)。

さて、私が新卒で入った会社(外資製薬)の同期たちはどうか・・・入社してから10数年くらいの間で、残っているのは3割です。今も連絡をとっている同期10人程度の平均値をとると、平均勤続年数は7年程度平均転職回数は2-3回。私の経験上(+友人知人を見る限り)おそらくほかの外資もだいたいこんなものだろうと思います。

 

私の周りは輪をかけて転職組が多いので、この会社の同期よりも平均在籍期間は短いです。皆さん、だいたい3-5年スパンで転職してます。40歳になるころには平均すると4-5社経験している計算です。1社あたりの在籍期間がもっと短い人もいて、そういう場合は1社あたり2-3年です(私もですけど)。

 

外資は勤続年数短いから、50代、60代いないんじゃないの?って疑問を持たれる人もいるようですが、業界によるのだと思います。私は製薬・医療機器メーカー、サービス(コンサル、IT等)には詳しいですが、50代は普通にいます。60代は?そもそも会社によってはまだ定年が60歳ですね。製薬メーカーだと、専門職の方は定年後も契約社員としてそのまま勤務される人も少なくありません。

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石の上にも3年と言いますけど、私はあんまり3年という数字はどうでも良いと思ってます。人が3年かかって覚える仕事を2年で出来る人もいれば、5年かかる人もいます。1-2年もいればその会社の1年を通しての流れや動きも分かります。ブラック企業で体も心もボロボロになっているのに3年間無理して働く必要もないですし。

 

短期間で辞めた時、転職理由さえ説明出来れば特に問題ないと思ってます。

但し、短期間の転職が続くと、この人はすぐ辞めてしまうよな・・・と思われるので、私の周りは、2年で辞めたら次の会社はなるべく4-5年は在籍するようにする、という風にしている人が多いように思います。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/286726