外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

上司に絶対服従!?

外資では、直属の上司に生殺権があるので、直属の上司には絶対服従すること!って書いてある本を見た。「日系企業は業績評価は直属の上司がするが、最終的に異動・昇格などを決めるのは人事部である。一方の外資系は最終的な人事権を持つのは人事部ではなく、各部署の責任者である。なので、直属の上司と険悪な関係にならないように注意すること!」と。

 

えーと、上司に絶対服従って、外資・日系関係ないのでは?基本的には組織においては上司の言うことは聞くもんでしょ。で、人事部ってそんなに権限ありましたっけが?私が勤めた日系企業では、人事部なんてお飾りみたいなもんで、人事権は現場が持ってましたね・・・よっぽど古い体質の銀行とかだと、まだこんな感じなのですかね。

 

上司に絶対服従とは言うものの、直属の上司よりも、その上の上司が自分に目をかけてくれていれば、異動・昇格も有利だし、日ごろの発言権も増す。これは日系・外資関係ないと思う。

 

特に私は生意気な人間なので、直属の上司でも「何じゃコイツは。出来ないヤツだ」と思えば、直属はすっ飛ばしてその上に話を持っていくことだってある実力とポジションは比例しないので、必ずしも出来る人が直属の上司とは限らない。そんな出来ない人の言う通りやって失敗しても、そういう上司に限って責任取ってくれない

 

外資でも日系でも、自分の実力と社内での立ち位置、社内の力関係を見極めて、臨機応変にいけばよいと思います。