外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

外資系って英語は必須?Part2~外資で英語が出来る人は絶えず努力を続ける~

「英語が出来る」と一口にいっても、そのレベルは様々だ。TOEIC700点レベルなのか、帰国子女レベルなのか、日常会話はそこそこ出来るのか、など。

 

私がここでいう「英語が出来る人」は海外とのテレカンでもある程度は会話が聞き取れ、たどたどしくても自分の意見を言えるレベルかそれ以上の人、としておこうと思う。

 

彼らは英語が出来るが、それでもたゆまぬ努力を続けている人が多い。ある人は、海外に5年住んだ上級レベルの人だが、そんな彼女も毎日CNNを視聴したり英字新聞を読んだりしている。ある人はSkype英会話を、ある人は英会話スクールに通っている。わざわざ皆「私、英語力向上のために毎日これだけ努力してまーす!」なんて言わないが、皆それぞれ陰で努力している

 

私も、「もう英語は十分できるじゃないの、もうやらなくていいんじゃないの?」と周りから言われるが、それでもSkype英会話をやっているし、BBCラジオを聴いたりしている。語学の習得はNever endingだ。どんなに頑張ってもなかなか帰国子女のレベルには到達しない。未だに海外ドラマでも専門用語が多い医療ドラマ(Grey’s Anatomyなど)や弁護士ドラマ(Good Wifeとか)は字幕なしだと全部は聞き取れない。そして、努力をやめた瞬間、語学力はすぐ落ちる。

 

外資系って英語は必須?という記事で、英語はできるにこしたことはないが、入社後に鍛えられるので、やる気があればキャッチアップ可能と書いた(https://gaishi-brilliant-future.hatenablog.com/entry/2019/06/11/120541)。それはそうなのだが、「英語が出来る人」たちですら、これだけ努力しているのだ。殆ど英語ができないレベルの人が、外資系で英語を少しでも使うポジションに行きたい!というなら、最低限やる気は見せてもらいたい。入ってから努力します、ではなくて、今努力してます、というのを見せてほしい。今はそんなに英語出来ないが、「TOEICは受ける度に少しずつではあるが点数が上がっている」だとか「英会話スクールに週3日通ってます」とか、努力してます、というところを見せてほしい。それなら、採用する側も、「この人、今はあんまり実践で英語出来なさそうだけど、入社したら頑張ってくれそうだな」と思える。少なくとも私は、何もしてない人を採用したいと思わない。

 

これ、例えばWebデザインの会社が、Webデザイナーの経験ゼロかつ、Webデザインの勉強もしていない人を雇うか?→雇うわけがない。というのと一緒。

 

努力なくして何も成し遂げることは出来ません。かくいう私、今日は寝坊してSkype英会話を受け損ねたが、BBCだけは見た。明日こそはレッスンを受けよう・・・

 

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