外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

外資って、海外出張はビジネスクラス?

外資の出張だと、片道5-6時間以上のフライトは一般社員でもビジネスクラスだって書いてある本、ブログも結構ある。外資は効率を一番重視するので、長時間のフライトをエコノミークラスで過ごし、到着したときには疲れ果ててた、なんてことがないように、ビジネスクラスが当たり前である、と。

 

そんな会社、私が勤めた外資5社中1社だけだった。しかも、海外出張なんて滅多にないし。前職は、本社(海外)の連中が来日するときですら、彼ら彼女らはビジネスではなく、せいぜいプレミアムエコノミー。本部長クラスでやっとビジネスだ。

 

ビデオ会議やスカイプなどが普及している中で、わざわざ出張しないと出来ないことってそんなにないはず。外資は効率性重視だからコスト意識も高いし。

 

外資の海外出張のいいところは、自由時間が取れること。日系企業勤めの時に行かせてもらった海外出張は、土日も一人でホテルで寝てるなど許されず、お偉いさんに連れまわされる。夜も毎晩オフィシャルディナー(時差を考えると日本の明け方にお酒を飲まされ脂っこい食事を食べさせられる。ツライ。。。)。しかも、毎日寝る時間は3時間くらいしかなかった(アメリカ時間の夜中、東京が起きだしてくるからである。や、どっちみち時差で寝れないのだけど)。出張が終わるころ私は毎回めまいで転倒しかけるか熱発し、ヘロヘロになりながら帰国。熱があると飛行機乗せてもらえないからカロナールで解熱。海外出張なんて二度と行きたくないと思ってた。

 

でも、外資は夜も自由にさせてくれるし、土日どこ行こうが好きにして良し。出張に有休をくっつけて遊んで帰ることもOK。

 

日系って何でこんなに厳しいんだろう・・・出張いけるチャンスは日系の方が多いが、自由度は外資に軍配だな。