外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

外資系って海外出張は多いの?駐在は?

 

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外資系企業を5社渡り歩きましたけど、海外出張は殆どないです。海外に販路を広げよう、海外の現地法人の状況を把握するために直接見に行こう、指導しに行こう、という主導権を持っているのはあくまでも本社です。特に一般社員クラスだと、海外の学会や展示会に勉強がてら行かせてもらう、本社が提供する研修や年1回のセールスキックオフミーティングに参加するために行く、といったことはあっても年に1回あればラッキーな方です。

 

逆に私がいた日系企業(メーカー)は年に4回もアメリカに行かせてくれました。そして、あと2-3年頑張れば駐在させてくれる、という話にもなってました。が、私は日系企業の風土に合わず退職。。。ちょっともったいない。

 

海外の駐在を希望するなら、日系企業の方がチャンスがあります!外資で駐在はかなり珍しいです。

理由は上に書いた通り、向こうが本社だから。本社は外人側であり、現地法人を管理するのは外人達です。

 

トヨタパナソニックUFJ銀行が、ニューヨークやデュッセルドルフに駐在することがあっても、子会社であるアメリカやドイツ支社の外人が日本に駐在することは、ほぼあり得ないでしょう。

 

とはいえ、1年間とかそれより短期間、外資でも本社で勉強するために行くことはあります。ヒエラルキーの上の方の人たちか、よっぽど優秀な人に限られています。某外資では日本法人の社員が3000人くらいいて、海外に駐在できるのはたった1-2人でした。

 

海外出張や駐在を希望するなら、私はむしろ日系企業をオススメします!