外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

会社の飲み会・食事会@外資系企業

先日、会社の歓送迎会があった。参加者にはイスラム教徒やヒンズー教徒、ベジタリアンが混在し、全ての人のリクエストを聞いてたら行ける店がないよ・・・という状態。

 

なのに、今回行ったのはシュラスコの店。

えっΣ( ̄ロ ̄lll) ヒンズー教って牛は聖なるものでは?そんな人の前で牛を食べ放題か?!幹事はなぜシュラスコをチョイスしたんだ!? と超びっくり。

 

聞けば、参加者の宗教やスタンスは様々だが、それぞれ皆そこまで敬虔ではないから大丈夫だと。実際、ヒンズー教徒の参加者に聞いたら「ヒンズー教徒も普通に牛食べますよ。私は牛肉が好きじゃないから食べないだけです。別にほかの人が牛肉食べてるの見るのも構いません」とのこと。あー良かった。

 

外資では他にも、本国から人が来るとアテンドさせられる。ベジタリアンやビーガンが来ると、店探しも大変(汗)。ベジタリアンに「寿司屋に連れていけ」と言われた時ほど困ったことはなかった。知り合いに馴染みの店を紹介してもらい、野菜や湯葉の寿司を出してもらい、何とか対応。

 

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ところで、外資の飲み会、参加費はどうしてるの?というと、参加費はだいたい会社持ち。

 

リッチな製薬会社は一人当たり予算1万円かそれ以上ってところもありました。外資は歓送迎会やオフィシャルなディナーは仕事の一貫みたいなものなので、会社が出してくれることが多いです。私がいた日系企業だと人数割りさせられたりして、会社が出してくれないことがカルチャーショックでした。

 

外資系はドライなので飲み会も殆どないんじゃ?と思われてることも多いみたいですが。。確かに少ない。部署全体の飲み会などは年に1-2回が平均的(だいたい歓送迎会)かと。同僚とかと個別に飲みに行ったりとかは普通にある。

 

今時、日系企業でも会社の飲み会って少なくなって来てるらしいし(?)、全く飲み会には参加しないって人もいるみたいですけど、たまには付き合ってもいいのでは?と思う。会社の人の知らない一面が知れるし、上司と仲良くなる良い機会でもある。外資でも、上司と仲良くなるのは重要です。実力主義ったって、上司も人間ですので。