外資系で働くということ

外資5社、日系2社で働いてきた私が、外資って実際どうなの?日系との違いは?といったことをメインに、時に関西人独特のユーモアを交えて綴ります。

転職なのにSPIって要るの?

こうも何回も転職してると、転職する度、会社によってはSPIの受験を求めてくる会社もある(だいたい日系企業だが)。

 

いい歳して、鶴亀算とか、濃度の計算とか、アホらしいと思う。でも、このSPI試験たるもの、志望者の資質を見る上で、まったくもって無駄でもないとも思ってる。

 

先日、知人が「採用するか迷っている人がいる。 面接ではいい感じなのだけど、適性試験で過去最低点だったのが気になる」と相談してきた。性格適性もさることながら、国語、算数問題も低い点だった様子。

 

今更、算数の問題なんか出来なくてもいいと思う。電卓で計算すればいい。ただ、私が気になったのは、この手の試験は問題数が多く、自分が解けそうな問題からさっさと解いていく必要がある=瞬時に優先順位をつける、要領よく仕事をこなすことが出来るなら、そんなに低い点にはならないだろうというところ。

 

もう一つ、国語問題は読解力を必要とする問題も多いが、あまりに点が低いということは、日ごろから活字に触れていない、ということだ。それに、仕事ではあまりに読解力がないとメール一つとっても、相手の真意を読み取れない場合もある。特に英語のメールだとそうだ。

 

さて、その候補者が見事合格となったのかは分からないが、私なら再受験させてみて、それでも点数が低いようならお見送りである。

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